2010年1月17日日曜日

災いの2010年

明けましておめでとうございます!


ずいぶん遅いですが、2010年最初の書き込みなので、新年の挨拶をしておこうと思いました。

2010は寅年だそうで。
僕は干支が寅年なので、今年は年男のようです。そして、それと同時に本厄の年でもあります。
どこかでも言ったけど、年明け早々に今年1年は災いが起きるゾと宣言されるのは気分が良くないものだ。
年が明けてすぐに飛騨高山とニューヨークに行ってきたのだが、それらの旅の話はおいおい書くとして、今回は本厄の話。


2010年になってからいきなり本厄ちゃんが本領発揮して、体調を崩した。

去年の暮れからどうも具合が悪くて、クリスマスの時期はいろんな予定をキャンセルして散々だった。
体調がようやく治まってきたと思ったら今度は急に背中が痛くなった。筋肉痛みたいなコリみたいな痛み。妙だな、と思ったのは背中の左側だけ痛むことだった。

最初はこういうこともあるだろうと思ってた。寝相がもともと悪いし、運動不足もあることだし、体の軋みみたいなのが背筋にでもきたのだろうと。
軽い気持ちで放っておいたら、年明けの飛騨高山の旅先で急に食欲がなくなってきた。メシが全然喉を通らない。市販の胃腸薬を飲んでも改善しない。鏡で舌を覗いたら真っ黄色。「これはおかしい」と、ここでようやく背中の痛みと関係あるんじゃないかと気づいた。

家に帰ってきてからネットで「食欲不振」と「背中の左が痛い」で調べてみると、ビックリするくらいいろんな病気がヒットする。
胃潰瘍、肋間神経痛、胆嚢炎、逆流性食道炎、急性膵炎、帯状疱疹ヘルペス
etc. とりあえずヤバそうな病名がずらずら出てくる。背中の痛み(特に片方だけとかの場合)は内蔵疾患のケースが多いみたい。しかも左側が痛い場合は膵臓疾患が多いらしい。膵臓ガンとか書いてある。やべえよ、コレ!PCの画面を見ながら一気に血の気が引いた。

それで小さい頃から行きつけの病院(CTとか撮れる規模)に行った。
症状とネットのことを説明したら開口一番、医者に笑われた。「君の年齢で膵臓ガンはありえないよ。背中の痛みは単なるコリだね」

本来なら安心すべきところなんだろうが、僕は医者の言うことを鵜呑みにできない。
なぜならネットに20歳そこそこで膵臓ガンにかかって余命を宣告された人のブログがあったから。
確かにネットにもあったが20代で膵臓ガンにかかる人は少ない。100万人に1人というレベルらしい。が、ゼロではないんだから一応いろいろと調べてほしい。触診とかもせずに決めつけるのはいかがなものか。

とりあえずこの医者は信用ならねえ、と思い、違う病院にも行ってみた。セカンドオピニオンてやつ。こんなの人生で初めて。
2コ目の医者では目を調べられた。たぶん黄疸が出てるかどうか調べたんだと思う(膵臓に異常があると顔や目が黄色くなる黄疸という症状が出るらしい)。ネットでいろいろと情報を得ていると、医者が何を調べているのか何を考えてるのか分かるようになるんだな。
ここでも膵臓に異常はないだろうと判断された。胃潰瘍あたりじゃないかということで薬を処置してもらったが、一応、念のためということで血液検査をしてもらった。ここで異常があればいよいよ余命カウントダウンが始まるかもしれない。

胃潰瘍だというのにそのままニューヨークに飛んで、薬を飲みながら酒だのハンバーガーだの胃袋に悪いものを大量に摂取してきてしまった。ごめん胃よ。食欲は戻ったのでひとまず安心、といったところか。

年明け早々、こんなことが起こったのでやはり2010年は本厄の年なのかも。。

とりあえず「体調管理に気をつける」を2010年最初の目標にしたのでした。